ビットコインドミナンスは、暗号通貨市場全体におけるビットコインのシェアどれくらいあるのかという事を示しています。
暗号通貨は、ビットコイン以外にイーサリアムやリップル等、約3,000種類以上あって、ビットコイン以外でもどれがどの位買われているのか(売られているのか)を把握する目安になります。
たとえば、暗号通貨市場の全体が10兆円の規模だったとした場合、その中でビットコインは3兆円相当が市場に出回っているとするとビットコインドミナンスは30%という事になります。
上の図は、一目瞭然すぐに把握できますね。ビットコインドミナンス(Dominance)は、65.32% になってます。暗号通貨全体の半分以上がビットコインだなんて、流石!キング・オブ・クリプトです。
もうひとつ、有名なサイト コインマーケットキャップ から、一番上の「BTCドミナンス」をクリックすると、リアルタイムで確認する事ができます↓
下記のページへ移動します。
上の表をみると、仮想通貨バブルと言われた2017年頃までは、ビットコインドミナンスが80%を超える高い水準でしたが、ビットコインが暴落し始めた2018年に入ってからは40%前後を推移しています。
これは、ビットコインからアルトコインにお金が流れている事を表しているので、
今はアルトコインが買われていると判断して、ビットコインを売り、アルトコインを買う人が多くなります。すると、ビットコインの価格が下がり、アルトコインの価格は上昇します。
逆に、ビットコインドミナンスが回復してくれば、アルトコインを売って、ビットコインを買い始めるので、今度はアルトコインの価格が下がって、ビットコインの価格が上昇する事になります。
このことから、ドミナンスという指標は暗号通貨市場の全体像を把握する上で非常に重要な数字になっているのですね。
アルトコインの時価総額はどんどん減っていて、ビットコインは増えているのがわかるので、今は、ビットコインが買いという事ですね。
という事は、セオリー的に言うと、今月の半減期が終わり、2017年の仮想通貨バブルの時のように、ここから上昇していくという事も考えられます。
しかし、下の図のように真っ赤になったら、暗号通貨が売られてフィアット(法定通貨)などにされていると判断できるので、今は買いではなく売りとわかります。
トレード基準を数字で判断できると確信がもてるので、できるだけリアルタイムに正確な数字を見るようにしています。これは視覚で直感的にもわかるので重宝しています。
一番ダメなのは、Twitter とかでデマやウソの情報が流れてきたり、根拠のない価格予測や煽りなんかが出回っているので、それを信じて投資する事です。いやあ、本当にとても危険です。
ビットコインドミナンスのように確実な指標を確認して分析すると、落ち着いて自分で正しい判断ができるようになるので安心ですよね。
コインマーケットキャップを見ると、時価総額のランキングでは、ビットコインは常に1位です。
その後に、イーサリアム、リップル等と続いています。
セオリー的に、今月の半減期が終わり、2017年の仮想通貨バブルの時のようにここから上昇していく可能性についての判断は自己責任にはなりますが、現在はその可能性の方が高いと考えてられます。
皆がビットコインを買っているという事はこれをみるだけでわかるので確信がもてますよね。
ただし、暗号通貨はジェットコースターのようにボラティリティが大きいので、予測に反する事が多々ありますので、波に飲み込まれないように気を付けたいですね(^^;
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